国土交通省「安心R 住宅」制度に事業者団体として登録されました
「一般社団法人 安心ストック住宅推進協会」は、 この度更なる既存住宅の流通促進に向けて、 国土交通省による「特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度(安心R住宅制度)」13番目の事業者団体として登録されましたことをお知らせいたします。
【安心R住宅について】
既存住宅の流通促進に向けて、 「不安」「汚い」「わからない」といった、 従来のいわゆる「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し、 「住みたい」「買いたい」既存住宅を選択できる環境の整備を図るため、 2017年国土交通省の告示による「安心R住宅」制度(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)が創設された。
【安心R住宅の現状と課題】
制度施行から3年を経過し、 累計で3,325件が登録された(2020年9月末段階)ものの、 絶対数は少なくまたその内の9割近くが買取再販売による物件が占めると思われ、 既存住宅流通において圧倒的に多い個人間の売買における制度活用は進んでいるとは言えない。
この個人間における売買における課題の最たるものに、 個人所有の物件であるが故の使用感や生活感という、 いわゆる「汚い」イメージの払拭ができていないことが挙げられるが、 この課題の解決は「安心 R住宅」の大きな役割であると言える。
【一般社団法人 安心ストック住宅推進協会の役割】
当協会における会員は、 入会にあたりこの「安心R住宅」制度の重要性を始め、 既存住宅流通市場に関する講習等を受けており、 課題に対する問題意識が高い。
また、 課題にある「リフォームプラン並びに見積もり」を提供できる体制を運営側が構築しており、 多くの宅建業者が有していないリフォーム等建築に関する業務のアウトソースを可能としている。
今後、 ますます拡大する既存住宅流通市場において、 「宅建業」と「リーフォーム・リノベーション」との融合を促進し、 消費者が既存住宅の「取得」から「住まう」までの一連をワンストップで提供できる業界への進化を目指して参ります。